TOKA

一杯のお茶が世界を変える。

冬夏について

京都の御所東にある築100年余年の日本家屋、
わずか6席のティールームから始まった「冬夏」。

私たちは、あらゆるボーダーラインを超えて、お茶が人と人をつなぎ、
歓びとインスピレーションが変革を生み出す瞬間に立ち会ってきました。

冬夏は、オーガニックの日本茶を通じて、
自然と文化への理解を深め、
美なる心身を以て、
幸せをもたらすティーカンパニーを目指します。

冬夏のお茶

畑ごとの茶樹の違い、製法や施肥の有無から生まれる
味の違いを淹れ分けることによって、
日本茶はワインのように、生き生きとその個性を語りはじめます。

農薬や化学肥料に頼らない農業は、茶樹の生命力を鍛え、
茶葉が自らの力で滋味を醸成します。
このお茶を飲めば、哲学と美学が奏でる五味、
楽しい音楽とソファの上で寛ぐような開放感が
あなたを包みこむことでしょう。

有機農業家の手間ひまとは、
茶の樹の声を聞くような感性と、雨雷にもひるまない丹精の集積です。

収穫した生葉をそのまま加熱して作るお茶作りには、
洗浄という行程がありません。
私たちは茶園と自然の環境、栽培条件を、
丸ごと水に溶かして飲んでいることになります。

冬夏が無農薬無化学肥料のお茶にこだわるのは、
農耕の叡智が結集するランドスケープを守りながら、
より良い食環境と自然を次代へリレーできるからなのです。

私たち人間もまた、自然の一部なのですから。

冬夏のミッション

・健やかな心身を育む
・有形無形の文化を育む
・幸せな暮らしを育む

喫茶はお互いの違いを受け入れながら理解しあう文化の掛け橋であり、
人と人をつなぐコミュニケーションツールとなっています。
またお茶は、世界の最も重要な換金作物のひとつです。
さらに、お茶を飲むための設えや道具、空間への探究美は、
洋の東西を問わず、暮らしに美なる歓びを創り出してきました。
まさに、お茶は文化と暮らしが溶け込んだスープと言えるでしょう。

これらのお茶の持つ文化的価値と社会的価値をふまえて、
私たちは新しいライフスタイルを提案するとともに、
健やかな社会の幸せを育みます。