コレクション: 和束
京都最大のお茶産地として名高い京都府相良郡和束(わづか)町。京都産のお茶の約45%が和束地区で栽培されています。山あいの傾斜に広がる茶畑は約800年前に開墾され、その始まりは栄西が唐から持ち帰った茶の樹が一端と伝えられています。以来、集落の中心を貫く和束川と山間に整然と広がる茶畑は、「日本で最も美しい村」に加盟する和束を象徴する光景であり、寒暖の差が生み出す深い霧が、良質な茶葉を育てます。抹茶の原料となるてん茶の栽培量では日本一。有機栽培や自然栽培をはじめ、少量多品種の個性的な茶作りにかける若い農家も増えていて、挑戦する産地としての期待が高まります。